6. 各マスタの管理¶
この章でできること 読み取りの精度を支える「マスタ(基本データ)」の役割と、追加・修正のしかたを説明します。新しい商品・取引先が増えたときや、読み取りの紐付けを直したいときに使います。
この章の対象者
管理者のみ — 「マスター管理」は管理者権限のアカウントでのみ画面(タブ)に表示され、確認・追加・修正ができます。一般権限のアカウントには表示されません。 マスタの修正が必要な場合は、管理者に依頼してください。
この操作の前に必要なこと: 管理者権限でログインしていること 所要時間の目安: 追加・修正1件あたり 約1〜2分
💡 いつ直す? 新しい商品を扱い始めたら→製品マスタ/新しい業者と取引したら→取引先マスタ/読み取りの紐付けを間違えて覚えさせたら→OCR学習マスタ/新しい拠点ができたら→拠点マスタ。
マスタの一覧(全体像)¶
左メニューの「マスター一覧」を開くと、各マスタが一覧で表示されます。ここから、直したいマスタを選んで開きます。

おもに使うのは次のマスタです。
| マスタ | 役割 | 直す場面 |
|---|---|---|
| 製品マスタ | 自社の正式な品名・品名コード | 新商品を扱い始めたとき |
| 取引先マスタ | 仕入先・支払先の会社情報 | 新しい業者と取引を始めたとき |
| 費用科目マスタ | 費用の科目(運賃など) | (閲覧中心。普段は変更少) |
| 単位マスタ | 単位と換算係数 | kg・袋→t などの換算設定(→「単位換算の設定」※準備中) |
| OCR学習マスタ | 読み取り文字とマスタの紐付けの記憶 | 紐付けを間違えて覚えさせたとき |
| 拠点マスタ | 部署・拠点と拠点コード | 新しい拠点を追加するとき |
製品マスタ(品名)¶
新しい商品を扱い始めたら、「製品マスタ」に追加します。「+追加」で新規、既存行を開くと修正できます。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 製品名 | 自社の正式な品名 |
| 製品コード | CSVや明細一覧に出力されるコード(会計システムの品名コード) |
| 入力単位 | この製品の基本単位(例: T) |
| 請求書単位/換算係数 | 単位換算が必要な製品で設定(→「単位換算の設定」※準備中) |
💡 製品コードは、会計システムへ渡る大事な番号です。新規追加時は正しいコードを入れてください。
取引先マスタ¶
新しい業者と取引を始めたら、「取引先マスタ」に追加します。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 企業名 / 企業コード | 取引先の名称と会計システム用コード |
| 取引区分 | 仕入供給先 など |
| 電話番号 | 読み取り時の取引先の判別にも使われます |
| 請求書締日 / 支払サイクル / 金融機関休日対応 | 支払日の自動計算に使われます |
費用科目マスタ¶
費用の科目(運賃など)はこちらで管理されています。普段直すことは少ないですが、見方を覚えておいてください(マスター一覧の「費用科目マスタ」から開けます)。
単位マスタ¶
単位(t・kg・袋など)と、t換算の係数を管理します。

- 使い方(kg・袋 → t の換算設定)は、「単位換算の設定」でくわしく説明します(※準備中)。
OCR学習マスタ(学習データ)¶
読み取った文字(請求書の品名・摘要・電話番号など)と、マスタの紐付けを記憶しているのが「OCR学習マスタ」です。一度紐付けると、次回から同じ文字は自動で紐付きます。

- 間違って覚えさせてしまった場合は、ここから開いて修正・削除できます。
- ⚠️ 正しい学習データは消さないでください。 削除すると、その文字は次回から自動で紐付かなくなります。本当に間違ったものだけを直してください。
拠点マスタ¶
新しい拠点(部署)を追加するときは、「拠点マスタ」で「+追加」します。

💡 拠点を追加すると、その拠点専用のフォルダが自動で作られます。 フォルダのID(保存先)も自動で設定されるので、手で入力する必要はありません。
よくあるエラー・困ったとき¶
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 読み取った品名が紐付かない | 製品マスタに無い/学習されていない | 製品マスタに追加し、明細で紐付け→「学習登録」(2. 読み取り結果の確認と修正) |
| 毎回同じ品名がずれて紐付く | OCR学習マスタに誤った紐付けが残っている | OCR学習マスタで該当行を修正・削除 |
| CSVの品名コードが空 | 製品マスタにコードが入っていない | 製品マスタの製品コードを入力 |
| マスタを追加・修正できない | 権限がない | 管理者(権限のあるアカウント)に依頼 |
まず押さえるポイント(再掲)¶
- 新商品→製品マスタ/新業者→取引先マスタに追加
- 製品コード・企業コードは会計システムへ渡る大事な番号
- OCR学習マスタの削除は慎重に(本当に間違ったものだけ)
- 拠点を追加すると専用フォルダが自動作成される
関連する操作¶
- 関連: 2. 読み取り結果の確認と修正(紐付け・学習登録)
- 関連: 単位換算の設定 ※準備中